今回も前回に続き、ビブラートをかけるためのポイントと練習方法について書いていきます。
前々回で4種類のビブラートについて書き、前回1番目の”横隔膜を揺らすことでかけるビブラート”の練習方法について書きました。今回は”2. 喉を揺らしてかけるビブラート”からですが、その前に一つできるようにしておいていただきたいことがあります。
それは”安定したロングトーンを出す”ということです。
1つの音をミディアム・テンポで2小節(8拍分)丁寧に安定した音程で発声する、ということを自分の音域内で低音から高音まで行えるようにします。これはなかなか難しくて、しっかりした腹式呼吸と低音~高音それぞれについて安定した声帯の使い方が必要になります。
しかしこれができないと安定したビブラートはかけられませんし、ましてロングトーンが安定しないのでビブラートをかけてごまかす、となってしまっては本末転倒です。まずしっかりとロングトーンの発声練習を行ってください。
2小節分のロングトーンが安定して出せるようになったらいよいよビブラートの練習です。ロングトーンの前半はビブラートをかけずストレートに発声し、後半の1小節について少し音を揺らすようにします。この時喉で揺らすのですが、もし最初できなければ顎を揺らしたり、極端には頭を振ったりしてもOKとします。まずは音を揺らす感覚を掴むことから始めてみてください。
この時のポイントを以下に上げます。
・ロングトーンの前半はノンビブラートでしっかり出し、後半にビブラートをかける
・ビブラートをかけた最後はデクレッシェンド(だんだん音を小さくする)で、スッと音を抜くようにする
・1秒間に6回の揺れが目安
・揺れ幅は小さく、僅かに音が揺れている程度でOK
音を揺らす感覚が掴めたら、いろいろな曲でビブラートを試してみてください。その際もまずは上記ポイントを押さえて行い、慣れてきたら歌手のビブラートを摸してみたり、自分で自在にアレンジしてみるのもよいでしょう。
歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.
前々回で4種類のビブラートについて書き、前回1番目の”横隔膜を揺らすことでかけるビブラート”の練習方法について書きました。今回は”2. 喉を揺らしてかけるビブラート”からですが、その前に一つできるようにしておいていただきたいことがあります。
それは”安定したロングトーンを出す”ということです。
1つの音をミディアム・テンポで2小節(8拍分)丁寧に安定した音程で発声する、ということを自分の音域内で低音から高音まで行えるようにします。これはなかなか難しくて、しっかりした腹式呼吸と低音~高音それぞれについて安定した声帯の使い方が必要になります。
しかしこれができないと安定したビブラートはかけられませんし、ましてロングトーンが安定しないのでビブラートをかけてごまかす、となってしまっては本末転倒です。まずしっかりとロングトーンの発声練習を行ってください。
2小節分のロングトーンが安定して出せるようになったらいよいよビブラートの練習です。ロングトーンの前半はビブラートをかけずストレートに発声し、後半の1小節について少し音を揺らすようにします。この時喉で揺らすのですが、もし最初できなければ顎を揺らしたり、極端には頭を振ったりしてもOKとします。まずは音を揺らす感覚を掴むことから始めてみてください。
この時のポイントを以下に上げます。
・ロングトーンの前半はノンビブラートでしっかり出し、後半にビブラートをかける
・ビブラートをかけた最後はデクレッシェンド(だんだん音を小さくする)で、スッと音を抜くようにする
・1秒間に6回の揺れが目安
・揺れ幅は小さく、僅かに音が揺れている程度でOK
音を揺らす感覚が掴めたら、いろいろな曲でビブラートを試してみてください。その際もまずは上記ポイントを押さえて行い、慣れてきたら歌手のビブラートを摸してみたり、自分で自在にアレンジしてみるのもよいでしょう。
歌屋ボーカルスクール
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