前回の歌うまで書いた”画期的英語学習法? その2”で、英会話スクール関係の方から”参考になった”とのコメントをいただきました。やはりこの方法良いかも・・・と調子に乗って今回も他の例を上げてみます。

今日の例文は、

  Did you go there? (そこへ行った?)

です。前回同様これを3段階の発音レベルで考えていきます。

レベル1:
まずは完全な日本語読みで、”ディド/ユー/ゴー/ゼア”です。これが1区切り1拍で4拍子に乗って発音されます。英語の苦手な人が1単語づつ発声している感じです。

レベル2:
少し英語に慣れた人だと”ディジュー/ゴーゼァ”と2拍子になります。2つの単語がくっついて1つになっているイメージです。余談ですが、中学の英語の授業で付加疑問の”don't you”を妙に特徴的に発音する先生がいて、生徒からそのまま”どんちゅー”とアダ名が付けられていました。

レベル3:
そしてネイティブレベルではでは”ジュゴゼァ”と1拍の間に発声されるイメージです。英語での会話の中で相手が最初に”ジュ”と言ったら即”Did you”と認識して次に来る動詞に意識を向けられるようになれば、ヒアリング力はかなりのレベルであると言えるでしょう。

前回までに説明した通り、単に英語の教材を聞いて発音練習をする場合だと結局自分のペース=日本語のテンポ・リズムで発音することになり、いつまで経ってもレベル3には行き着きません。

これが歌だとテンポ・リズムが決まっているため必然的にレベル3での発音をせざるを得ず、最初は戸惑いますが何度も練習していくうちに自然と英語のテンポ・リズムが身に付いていくのです。

まずはお好きな洋楽で歌の練習をしてみてください。ビートルズ辺りはオススメです。いきなりRapみたいのは避けた方が無難でしょう。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.