歌が上手いとは?シリーズの最後に”呼吸”について説明します。その前にもう一度これまでの説明をまとめておきます。

歌の3大要素
1. 音程
2. 発声
3. リズム
+α. 感情

それでは”呼吸”はどこに位置づけられるのでしょうか?実は上記の1つ1つを支えているもの、それが”呼吸”なのです。

あたりまえのようですが、歌を歌うには声を出さなければならず、声は息を吐くことで出すことができます(”引き笑い”は例外?)。息を止めて声を出すことはできませんね。つまり声を出すという行為は”呼吸”が支えているのです。

そしてここで言う”呼吸”とは先に説明をした”腹式呼吸”です。腹式のしっかりとした呼吸によって正しい”発声”が可能となり、”音程”も安定します。また歌の中でのブレスは”リズム”やタイミングとも密接に関わってきます。

このように”呼吸”は歌の3大要素の1つ1つを支えている大変重要なものであることがご理解いただけましたでしょうか。

※”感情”も”呼吸”と関係するのではないかと思われた方、なかなか鋭いです。でも少々意味合いが異なるのとここでは説明しきれないため、この場では3大要素を支えるものとさせていただきます。

”腹式呼吸”については当ブログ内の”腹式呼吸 その1”からお読みください。

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