”歌うま”というカテゴリで、歌を上手く歌う方法について少しずつ書いていきます。日々のレッスンの中で個々の生徒さんにお話していることをこの場でまとめていくつもりですので、生徒さんの復習用でもあり初めて読む方にも役立つようなものができればよいと思っています。

まず最初は腹式呼吸から。普段の呼吸は主に胸を使う胸式呼吸ですが、これだと声をコントロールするのが難しく、やはり本当に歌を上手く歌おうと思ったら腹式呼吸は避けて通れないのです。

腹式呼吸の第1のポイントは”息を吐くときお腹が凹んでいき、息を吸うとお腹が膨らむ”です。慣れないうちは意外とこれが難しかったりします。

実際の練習手順は以下の通りです。
1. 足を肩幅に開き真っ直ぐ立つ。
2. おへその少し下あたり、丹田(たんでん)というところを指先で軽く押さえ、少しずつ押しながら口から息をゆっくり”スーッ”と音を立て吐いていく。
3. 息を吐き切ったら、お腹を押していた手を少しずつゆるめ今度は鼻からゆっくりと息を吸っていく。2-3を繰り返す。

2, 3の息を吐くとき、吸うときにまた重要なポイントがありますので、次回以降で詳しく説明していきます。

歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.