今日はリズムとアクセントの続きとして、リズム以外からのアクセントである”メロディからのアクセント”について説明します。
今回は一旦”愛のままで・・・”から離れて、ある一つのフレーズを例にとり説明していきたいと思います。
まず前回説明した要領で机の上などを指で軽く叩きながら4拍子をとってみてください。そこに”今日はいつもより”というフレーズを乗せていきます。1,2,3,4拍に対してそれぞれ、きょう・はい・つも・より、が乗ることになりますので、実際口に出して”きょうはいつもより”と言いながら4回机を叩きます。この時は普通にしゃべる感じで結構です。
上記がリズムに乗ってスムースにできるようになったら、今度はこれにメロディを付けます。”今日はいつもより”を、きょ・う・は・い・つ・も・よ・り、と8つに分け、上記のリズムは保ったままそこに8つの音を付けていきます。楽譜がわかる方は全てに8分音符をふるといった方が早いですね。
メロディはどんなものでも構わないのですが、まず”きょ・う・は・・・”の”きょ”が一番高い音になるようなメロディを付け、次に”う”が一番高い音になるような・・・といった要領で全部で8パターンできることになります。
以下に例を上げてみます。ピアノなどお持ちの方は実際に音を出して確かめてみてください。
1. ソミミミミドドミ
2. ドソミミミドドミ
3. ドドソミミドドミ
4. ドドドソミドドミ
5. ドドドドソミドミ
6. ドドドドドソドミ
7. ドドドドドドソミ
8. ドドドドドドドソ
それでは上記8パターンのメロディで実際に”きょうはいつもより”というフレーズを歌ってみましょう。その際それぞれの一番高い音に自然とアクセントが乗ってきませんか?
1. ソミミミミドドミ きょうはいつもより
2. ドソミミミドドミ きょうはいつもより
3. ドドソミミドドミ きょうはいつもより
4. ドドドソミドドミ きょうはいつもより
5. ドドドドソミドミ きょうはいつもより
6. ドドドドドソドミ きょうはいつもより
7. ドドドドドドソミ きょうはいつもより
8. ドドドドドドドソ きょうはいつもより
これがメロディからくるアクセントです。つまり一般的に高音の部分は低音の部分よりアクセントが置かれることが多いのです。これは詩に曲を付ける、逆に曲に詩を付ける場合にも当然意識され、より強く訴えたい部分は高音が多用されます。
実際多くの曲において一番の高音はサビにあってそこが最も強く歌われていますので、いろいろな曲で確認してみるとよいでしょう。もっとも最近は最高音が裏声で歌われることもよくあるので、その場合はこのケースから外れますね。
さて今回は少し作詞・作曲の勉強のようでもありましたがいかがでしたでしょうか。それではまた。
歌屋ボーカルスクール
♪Singing songs changes your world.
今回は一旦”愛のままで・・・”から離れて、ある一つのフレーズを例にとり説明していきたいと思います。
まず前回説明した要領で机の上などを指で軽く叩きながら4拍子をとってみてください。そこに”今日はいつもより”というフレーズを乗せていきます。1,2,3,4拍に対してそれぞれ、きょう・はい・つも・より、が乗ることになりますので、実際口に出して”きょうはいつもより”と言いながら4回机を叩きます。この時は普通にしゃべる感じで結構です。
上記がリズムに乗ってスムースにできるようになったら、今度はこれにメロディを付けます。”今日はいつもより”を、きょ・う・は・い・つ・も・よ・り、と8つに分け、上記のリズムは保ったままそこに8つの音を付けていきます。楽譜がわかる方は全てに8分音符をふるといった方が早いですね。
メロディはどんなものでも構わないのですが、まず”きょ・う・は・・・”の”きょ”が一番高い音になるようなメロディを付け、次に”う”が一番高い音になるような・・・といった要領で全部で8パターンできることになります。
以下に例を上げてみます。ピアノなどお持ちの方は実際に音を出して確かめてみてください。
1. ソミミミミドドミ
2. ドソミミミドドミ
3. ドドソミミドドミ
4. ドドドソミドドミ
5. ドドドドソミドミ
6. ドドドドドソドミ
7. ドドドドドドソミ
8. ドドドドドドドソ
それでは上記8パターンのメロディで実際に”きょうはいつもより”というフレーズを歌ってみましょう。その際それぞれの一番高い音に自然とアクセントが乗ってきませんか?
1. ソミミミミドドミ きょうはいつもより
2. ドソミミミドドミ きょうはいつもより
3. ドドソミミドドミ きょうはいつもより
4. ドドドソミドドミ きょうはいつもより
5. ドドドドソミドミ きょうはいつもより
6. ドドドドドソドミ きょうはいつもより
7. ドドドドドドソミ きょうはいつもより
8. ドドドドドドドソ きょうはいつもより
これがメロディからくるアクセントです。つまり一般的に高音の部分は低音の部分よりアクセントが置かれることが多いのです。これは詩に曲を付ける、逆に曲に詩を付ける場合にも当然意識され、より強く訴えたい部分は高音が多用されます。
実際多くの曲において一番の高音はサビにあってそこが最も強く歌われていますので、いろいろな曲で確認してみるとよいでしょう。もっとも最近は最高音が裏声で歌われることもよくあるので、その場合はこのケースから外れますね。
さて今回は少し作詞・作曲の勉強のようでもありましたがいかがでしたでしょうか。それではまた。
歌屋ボーカルスクール
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